サイバーセキュリティ業界のグローバルリーダーであるESETのCEOリチャード・マルコは、Cybersecurity Tech Accord(サイバーセキュリティテック協定)、国連軍縮部、そして https://www.un.org/youthenvoy/によって設立された「Apps 4 Digital Peace Competition」の審査員として招待されました。
初めての試みとなるこのコンペティションは、国家および非国家主体による急増する情報およびテクノロジーの悪用に対応するため創設されました。コンペティションを創設した組織は、国際的な平和と安全に対する脅威の可能性から、紛争の領域としてのインターネットの使用を制限し、オンライン環境のセキュリティと安全性を向上させるテクノロジーソリューションの開発を支援するために、若く聡明な人々を奨励する必要性を実感していました。
Cybersecurity Tech Accordへの調印を行っていたESETとの関係から、リチャード・マルコは著名なメンバーによって構成される審査員パネルとして招待され、世界中の若いイノベーターによる新たな倫理的思考の促進を支援します。そのほかのパネルメンバーは、スタンフォードインターネット観測所のディレクターでありFacebook社の元CISOであるAlex Stamos氏、パナソニックのセキュリティマネージャーDamir “Gaus” Rajnovic氏、サイバーセキュリティと国家安全保障問題に関する記事でアワード受賞歴のあるジャーナリストKim Zetter氏、Cyber Law InternationalのCEO、Liis Vihul氏、そして国連事務総長の青年使節、Jayathma Wickramanayake氏です。
コンペティションではファイナリスト5人が選出され、アイデアを実現させるための賞金とネットワーキングの機会が授与されます。さらに優勝者はCybersecurity Tech Accordの年次会合へ招待され、オンラインの安全性向上に取り組んでいる世界トップクラスのテクノロジー企業に向けて、Apps 4 Digital Peaceに提出されたアイデアを紹介します。
リチャード・マルコは今回の取り組みについて次のように述べています。「新しい取り組みであるApps 4 Digital Peace Competitionに、審査員パネルとして参加できることは非常に名誉なことです。ESETはあらゆる人に安全なテクノロジーを提供することに全力で取り組んでいます。そして、デジタルの安全を促進させる、革新的なソリューションを開発する未来のリーダーたちが能力を発揮できるよう支援することを誇りに思います。」
ESETのチーフセキュリティエヴァンジェリストであるTony Anscombeは次のようにコメントしました。「聡明で柔軟な発想が、サイバーの世界が抱える多くの課題にどのように取り組むのか期待しています。若いイノベーターは、サイバーセキュリティの未来です。彼らの貢献は、インフラの保護、オンライン上の責任ある行動の促進といった、今後のオンライン世界にポジティブな影響を与えるでしょう。」