サイバーセキュリティ業界のグローバルリーダーであるESETは、Virus Bulletin(VB)による2020年8月の最終評価を最後に、VB100およびVBスパムテストへの参加が終了したことを発表しました。VB100テストは、最も早く創設されたグローバルのアンチウィルス関連テストのひとつで、世界的に有名な独立系テスト機関Virus Bulletinによって実施されています。22年にわたり優れた結果を残してきたESETは、今後は、進化するサイバーセキュリティランドスケープを反映したテストへの参加に重点をおきます。
ESETは、エンドポイントセキュリティベンダーとしてVB100で最多アワード獲得、さらに2012年から2020年は18年間連続でアワードを獲得しました。1998年5月に実施された第1回目のテストの合格、2002年6月以降は誤検知ゼロ、Wildlistの検出率100%と、これまで参加したテストで高水準の製品性能を示す安定した成果を上げてきました。
過去22年間、ESETはWindows95からWindows10をカバーする23のオペレーティングシステムテストを含む、135のVB100テストに参加しました。これらのテストでは、ESET Endpoint SecurityやESET Internet Securityを含むコンシューマーおよびエンタープライズの全主要製品が評価されました。
サイバー脅威の高度化が進み、同時にESETも新たな検出および防止技術を開発しています。今後ESETは、APTグループやランサムウェアに使用されているテクニックをカバーする高度なテストの参加に注力し、エンドポイントの検知と対応(EDR)の機能改善に活かします。
ESETのChief Technology OfficerであるJuraj Malchoは次のように述べています。「VB100テストへの参加は終了となりましたが、過去22年間に残してきた結果をとても誇りに思います。AVテストの草分け的な存在であるテストにこれまで取り組んできたことは光栄です。ESETは、過去20年以上にわたり、このテストによってもたらされた知見と検証を高く評価しています。」
Chief Business OfficerのIgnacio Spampatoは次のようにコメントしました。「ESETは18年連続で誤検知ゼロ、そして検出率で最高のテスト結果を誇る唯一のエンドポイントセキュリティベンダーです。テストで安定した好成績を残すには、アワード受賞の最先端サイバーセキュリティソリューションの継続した改善が不可欠です。常にサイバー脅威の一歩先に進み、世界中の法人および個人顧客に安心・安全な技術を提供することが私たちのミッションです。マルウェアの高度化に伴い、今後はESETのEDR機能を強化する高度なテストの参加に比重を置きます。」
アワード受賞のESET製品の詳細については、こちらをご覧ください。