サイバーセキュリティ業界のグローバルリーダーであるESETは、米グーグルの持ち株会社アルファベットの子会社クロニクルと業務提携することを発表しました。これによりクロニクルのグローバルクラウドサービスであるBackstory内で、セキュリティインシデントおよびセキュリティアラートに不可欠な検証が可能となり、企業は社内セキュリティのテレメトリデータのアップロード、保存、分析を通じて潜在的な攻撃の検出、調査ができるようになります。ESETとBackstoryがパートナーシップを組むことにより、精度の高いインサイトを提供し、より高い防御を実現します。
サイバーセキュリティ分野での30年にわたるイノベーションにより、ESETは世界中の200以上の国と地域で1億1千万人を超えるユーザーに使われています。 ESETの従業員の約4割は研究開発に携わり、ESETの顧客のみならず全世界を最先端のサイバー脅威から守るため、安全なデジタル環境の構築に努めています。 ESETの脅威インテリジェンス情報は、標的型攻撃をブロック、フィッシング攻撃から保護、ボットネットを停止、そしてAPT攻撃の検出を可能とします。
ESETのグローバルセキュリティエバンジェリスト兼インダストリーアンバサダーであるTony Anscombeは、次のように述べています。「クロニクルとのパートナーシップにより、APT攻撃に対する修復を、より簡単で迅速に、かつ合理化することができるでしょう。そして同時に、顧客がインシデントの詳細情報を素早く理解することで適切な対応をとることができ、悪意を持った人に対して先んじた体制をとることが可能となるでしょう。それによって世界の安全が守られるのです。」
クロニクルのチーフプロダクトオフィサーであるAnsh Patnaik氏も、次のように述べています。 「ESETをインサイトパートナーとして迎えられたことを大変嬉しく思っています。エンタープライズセキュリティのテレメトリ分析用に設計されたグローバルプラットフォームBackstoryは、顧客のネットワーク内でそのほかの重要なテクノロジーと統合されているときにより効力を発揮します。 このたびのESETとの協力により、ネットワーク内の脅威に関するより広範囲で、より正確な情報を顧客に示すすことができるでしょう。」