ESET、GoogleのApp Defense Allianceに創設メンバーとして参加 Google Playストアのモバイルアプリをプロアクティブに保護

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サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるESETは、Google Playストアを保護するApp Defense Allianceの創設メンバーになったことを発表しました。ESETは、受賞歴のある検出機能とAndroidエコシステム向けに強化したセキュリティ機能を提供し、Google Playストアをさらに安全にするための調査を主導します。ESETは本アライアンスの創立メンバーとなり、2019年11月6日に業務をスタートさせます。

今回の提携は、ESETとGoogle社との既存のパートナーシップをさらに強化するものです。Google Cloud部門のひとつであるChronicleとの統合、およびGoogle Chromeユーザーに潜在的な脅威を警告するセキュリティツールであるGoogle Chrome CleanupへのESETエンジンの埋め込みなどの取り組みを加速させます。

ESETのグローバルセキュリティエバンジェリストでインダストリーアンバサダーのTony Anscombeは、次のように述べています。「これまでは、受け身型の取り組みでセキュリティの脆弱性を検出していましたが、数十億の消費者と企業を保護するためのプロアクティブで大規模な取り組みが、アプリを提供する時点で実施されることになります。ESETは常に第一線に立って脅威研究を推進してきました。ESETとほかのApp Defense Allianceのメンバーは、脅威を取り除くために情報をGoogleに提供し、Androidユーザーがサイバー攻撃の脅威にさらされることがないようにします。」

Google Playストアで、いくつもの悪意のあるアプリを発見し、長年にわたってわかりやすい調査レポートをまとめてきたESETの専門知識を評価し、GoogleはアライアンスのメンバーにESETを指名しました。ESETは、過去に検出されたことのない銀行を狙ったトロイの木馬スパイウェア、およびランサムウェアの発見を含め、Androidモバイルデバイスを標的とする極めて高度ないくつもの脅威を検出してきました。今回の大規模なパートナーシップにより、ESETの研究チームはすべてのアプリケーションの分析に密接に関わり合い、Google Playストアのユーザーをプロアクティブに保護します。この業務協力の一環として、ESETは、Google Playストアでアプリが公開される前に、悪意のあるアプリや、潜在的に有害または迷惑なアプリとして検出されたアプリに関する情報をGoogleと共有します。ーが受講でき、不明点はチャットで講師とやりとりができます。

ESETの従業員のほぼ40パーセントが研究開発に従事しており、ESETのお客様のデジタルの世界を、最新で最も高度なサイバー攻撃の脅威から保護しています。ESETは30年以上にわたってサイバーセキュリティのイノベーションを推進しており、多層防御のアプローチを採用し、世界の200カ国と地域で1億1,000万人を超えるユーザーを保護しています。ESETは、セキュリティブログ(ESET Japanセキュリティブログ、およびWeLiveSecurity (英語のみ))で定期的に脅威の調査情報を公開しています。

GoogleのAndroidセキュリティとプライバシー部門を統括しているDave Kleidenmacher氏は次のように述べています。「Googleは、オンラインで企業と消費者の両方を保護するため、長年にわたってサイバーセキュリティのコミュニティメンバーと協力してきました。今回のニュースは、このようなコラボレーションの最新の事例です。サイバーセキュリティ業界で実績があり、リスペクトされているESETのような企業と提携することができ、Google Playエコシステムの保護はさらに強化されます。当社のチームがESETのチームと連携し、今後共に達成できることを楽しみにしています。」

Google Playストアの保護にESETがどのように貢献するのかについての詳細については、こちらのGoogle App Defense Allianceのサイト(英語のみ)をご覧ください。